このサイトについて

公開日 2024.10.07 更新日 2024.10.14
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チベット密教の秘奥義として知られるタルパ、西洋魔術に由来する人工精霊⋯これらは思念体と呼ばれる「不可視の存在」で、オカルトの世界で言う降霊術の一種となります。とどのつまり、人為的に作り出す幽霊です。しかし、科学的に見ると⋯人間の深層意識に根付き、無意識化された個体的な記憶情報の集合体になります。人間が寝ている間に見る「夢」の中に登場して来る人物や動物とまったく同じ認知現象です。そして、再現性を実現することで⋯心理学の世界で知られるイマジナリーフレンドへ昇華させることができます。タルパも人工精霊も⋯後天的に作り出されたイマジナリーフレンドです。当サイトでは、脳科学や心理学をベースにした科学的なプロセスで、人工的にイマジナリーフレンドを作り出す方法、科学系タルパについて解説して行きます。

自己紹介

あっ、自己紹介が遅れました。タルパ界隈の超ド級問題児だったアレクサンドル・ワタシノフスキーと申します。もうだいぶ前になりますが⋯人工精霊の作り方を紹介していた「運の光」と言うブログを運営していた者です。占い師、オカルト研究家として人工精霊やタルパの研究をしておりました。今度から科学派タルパーとしてのタル活を始めました。ただ、誤解がないように先に言っておきますが⋯別に科学派へ転向した訳ではありません。タルパ界隈の科学派があまりにも不甲斐ないので、本当はオカルト派だけど⋯実は理系出身で、現実では技術系の職業に従事している自分が、なんか面白そうなので科学派の理論構築に挑戦してみることにしました。冒頭でも説明した通り、脳科学や心理学をベースにした研究を進め、再現性の高いものを作り上げて行きたいと思います。

タルパの科学研究をはじめる理由

先に結論を言ってしまうと⋯オカルト文化を守るためです。タルパ界隈はオカルト派と科学派に分かれております。オカルト派は冒頭でも説明してある通り、基本的には降霊術の実践であり、生霊の発生原理を応用した人為的な心霊現象の発現に挑戦するものです。一方、科学派はオカルト的に考えられているタルパを脳内現象と捉えて楽しむものとなります。前者は西洋魔術や占いの知識を元に実践されているものですが⋯後者は心理学や催眠術などの心理トリックを駆使することで可能とされています。しかし、科学派はオカルト派の理論、実践方法をそのまま流用、あたかも科学的な現象であるかのように語り出します。さらに、科学派は独自の理論、実践方法を構築しないばかりか、精神疾患と絡めて考察を始めるなど、従来のタルパ界隈で見られなかった愚行を犯し始めます。

タルパと精神疾患について

意外に思うかもしれませんが⋯オカルト派は理系大卒や技術系の職業に就いている者が多く、科学的な素養も十分に兼ね揃えています。これに対してタルパ界隈の科学派は、言動から満足な理数教育を受けていない様子に伺えます。精神疾患にある者も多く、発生型タルパなる謎めいた概念まで提唱して来た始末です。もちろん、精神疾患であるからと言ってタルパ作りに向いていない訳ではありません。軽度なうつ病であればタルパにより改善は見込めますし、パニック障害等の発作的なものは、むしろタルパを作った方が良いと言えるでしょう。ケースバイケースとなります。目安として「箱庭療法」の実践可否にあると考えます。主治医に箱庭療法をやってみたいと相談して、問題ないと言われたらタルパ作りに挑戦して構いません。同じ深層心理に触れる行為となりますから。

科学系タルパ=人工イマジナリーフレンドの提唱

逆を言えば、これから科学派の本来あるべき姿への挑戦、科学系タルパの理論と実践方式を本気で研究、構築したいなら⋯現状におけるタルパ界隈は、何せこれまでの科学派は何一つ実績を残しておりませんので、自由にやれる土壌にあると言えるでしょう。ただ、タルパは歴としたオカルトの専門用語です。あまりタルパ、タルパと呼称するのも気が引けます。当サイトのタルパは、文字数の節約や文面の可読性を高めるための意図、便宜上の観点からの呼称とし、科学系タルパの正式名称は「人工イマジナリーフレンド」または「後天性イマジナリーフレンド」と呼ぶことにします。タルパに限らず他の思念体もイマジナリーフレンドやそれに準ずる存在と考えます。タルパを科学的にアプローチして行くと⋯すべて、脳科学や心理学、認知科学や情報科学などの諸科学で説明がつきます。

ネットタルパは科学系タルパなのか?

しかし、私の本分はオカルト派です。神仏や霊の存在を信じる側の人間です。重要な点になるので二度伝えておきますが、私はオカルト派から科学派へ転向した訳ではありません。科学的なアプローチによるタルパの考察もできる⋯それだけの話に過ぎません。私の狙いはライト層を科学派へ誘導した後、オカルト派へ導くか⋯そのまま、科学派として活動を続けて欲しいな⋯そんな思惑あります。要はオカルト派と科学派の住み分けの促進です。タルパ界隈はオカルト派と科学派の争いがある一方で、オカルト派を中心とするヘビー層と、オカルト派なのか科学派なのかよくわからないライト層にも分かれております。ヘビー層と距離を置く形で「ネットタルパ」なる造語で活動している住人層です。昨今は科学派よりもライト層の存在が問題となりつつあります。

注目ポイントは変性意識

ネットタルパはタルパやイマジナリーフレンドとも微妙に違う概念です。思念体を作り出すためには、オカルト系、科学系に関わらず、変性意識状態となって訓練を行う必要があります。ライト層はそれを不要と考えており、ヘビー層との違いを説明する上での注目ポイントとなっております。もちろん、全員とは言いませんが「なりきり」の介在は否めず、裏付けや根拠のない「憑依」と称する技を披露しているのもライト層です。タルパ界隈のポータル的サイトである某ウィキもライト層の独壇場となり、もはや、本来的なタルパ⋯本物の思念体はまったく実践されておりません。ただ、変性意識不要論が蔓延り始めた根本的な原因、背景として、離脱系を中心とする一部オカルト派による思惑もあります。魔術系や占い系とは別のオカルト派で、実践性の疑わしいグループです。

変性意識不要論を唱える者の正体

離脱系のオカルト一派は、タルパ界隈創世期において、目立った活動をしていたグループのようですが⋯幽体離脱と併用することで、完成度の高いタルパを最小の労力で手に入れることが可能となります。タルパ所持者も幽体状態となるため、タルパとのリアルな交流も可能となり、セックスもできます(原理上はアストラルセックスと同等)。ぶっちゃけ、タルパ作りの効率化と言うより、タルパとの性的交流が本当の目的と言えるでしょう。しかし、幽体離脱の習得は極めて困難で、明晰夢もそうですが実践性の低い非現実的な方法です。そして、いつの間にか⋯タルパとのセックスの定義が変わります。タルパとのセックスを妄想しながらオナニーする行為を、タルパとのセックスと言われるようになります。変性意識不要論は離脱系オカルト派と称していた古参の最後っ屁です。

思念体実践の本質を巡る争い

そんなもどかしい状況を解決するために⋯浮き草氏により「ダイブ」が提唱されます。ダイブは白昼夢と明晰夢の合わせ技で「白昼明晰夢」とも呼び、意図的に離人症に近い感覚となる方法です。言うなれば「体内幽体離脱」となります。ちなみに⋯人間が寝ている間に見る「夢」は、体内で幽体離脱しているような現象となります。基本的に空想を主体にしたやり方でもあり、比較的、誰でも再現できる実践性の高い方式となります。当然、ダイブでタルパとのセックスも可能となります。実際、浮き草氏はダイブ界で出会った思念体とセックスして、子供をこさえた体験をしております。これに納得が行かなったのが⋯どうも、離脱系オカルト派の一部なのか、浮き草アンチと化した様子が伺えます。今でも浮き草氏グループと離脱系オカルト派が争っていた痕跡が確認されます。

曖昧化された変性意識の定義

中には浮き草氏の派閥へ転向した者もいたでしょうが⋯離脱系オカルト派は、幽体離脱⋯すなわち、変性意識を取り扱うことの難しさを、誰よりも一番よく理解しておりましたから、類似する技となるダイブが普及したら、タルパ界隈における自分たちの面子や立場を失いかけないと危惧したのでしょう。しかし、その浮き草氏は同時に内なる問題とも直面します。浮き草氏の提唱したダイブ理論が一人歩きし始め、本来の共有ダイブと違うものが流行り出したり、悪用され始めたのだ。これに歯止めをかけるため、浮き草氏により一芝居打たれたものが⋯かの有名な「タルパ戦争」となります。詳しくは検索エンジンでタルパ戦争と調べて欲しい。これによりファッションタルパーが多く炙り出されたようだ。以上の歴史的経緯から、タルパ界隈の変性意識に対する考え方は曖昧化された。

本物だけが集う世界へ変えるためにも

その後、自称科学屋と称する科学派が跋扈⋯科学派により手引きされた他害メンヘラ女子(普通の精神疾患患者は別です)や中二病もタルパ界隈に乱入して来て、思念体の世界は荒れに荒れまくります。関連する掲示板は誹謗中傷と罵詈雑言の嵐です。最近はだいぶ落ち着いて来ましたが⋯脳科学や心理学に基づく、変性意識を基本にした実践論を展開して行くことで、オカルト派の理論や実践方法の(科学派による)似非科学化を解消、防止できたり、オカルト派との住み分け促進、ライト層の迷走抑止が期待できるものと考えます。何よりも最大の懸念となる⋯他害メンヘラ女子や中二病を、思念体の世界から永久に駆逐できます。他害メンヘラ女子や中二病は、理性や感性が完全に失われており、タルパ作りやダイブに適した変性意識になることはできません。

タルパ界隈混乱のはじまり

変性意識不要論は⋯他害メンヘラ女子や中二病にとって都合の良いものになると言えるでしょう。この理屈がまかり通れば、ぶっちゃけ、誰でも人工精霊術者やタルパーになれます。しかし、それは表面的な問題に過ぎません。根本的には浮き草アンチと化した離脱系オカルト派の思惑、指金のようなものにあります。変性意識を自由自在に操り、タルパとのセックスを果した浮き草氏に対する嫉妬です。一方、当の他害メンヘラ女子や中二病は⋯そんな見えない力が、タルパ界隈で作用していることは知らず、完全に踊らされているだけの存在と言えます。これはライト層も同様です。タルパ界隈混乱のはじまりは⋯すべて、幽体離脱の会得に失敗した者たちが、タルパとのセックスをあきらめ、妄想オナニーに活路を見出そうとしたところからと断言できます。

私が目指したいもの

科学系タルパの理論と実践方法を確立することで、これまで述べて来た問題はすべて解決されます。オカルト派と科学派の上手な住み分けも進み、対立から哲学的な対話、意見交換を通じた、知的な関係へ改善できることでしょう。私自身が最終的にやりたいことは⋯哲学的な考察を介することにより、オカルトと科学の枠組みを超越した先にあるもの、場所へ向かうためです。そこには本場チベット密教すら凌駕する極致があるかもしれません。現状においてそれが具体的に何であるかはわかりません。でも、時間をかけてやり続ける価値はあるように思えます。あまり先を急がず⋯まずは、科学系タルパの理論と実践方法を確立を目指します。そして、人生は楽しまないと損です。真面目な研究考察ばかりでもいけません。セックスの力で自分らしく生きて人生を謳歌しましょう。